私の自尊心の低さの原因とアルバム

今、いろいろ学ぶ中で
“自分と向き合い、家族との間でできた傷を癒していこう”も私の課題です。

やっぱり一番最初に出会い、共に歩み、社会を学ぶ場は家庭からなので、

自分の内面が原因で何かつまづいているなら
根本はそこにある。ということになります。
うちはかなり独特な家庭で
機会があったらお話できればと思うのですが、私の中で『インスタント家族』と呼んでいます(笑)

無計画に無計画を重ねて
行き当たりばったり感満載な家庭です。

私の自尊心が低くなったのは主に父親の影響と思っていて

無職で家にいた父、丸一日働きに出ていた母。
そして集団に馴染めなくて登園拒否のあげく保育園をやめ、父と二人で過ごした私

『保育園に行かなくていい!』
と喜んだのも束の間、そこから地獄が始まりました。

父が怒らない日はなかったように思います。
子供だから逃げられません。頼みの母もいません。

高圧的で時には脅したり手を挙げる父が恐くて、子供ながらに『失敗は許されない』という価値観が植え付けられました。

それと同時に、こんな環境に置いた母に『裏切られた』と感じ、『愛されてない』のだと思うようになりました。
そして今日。
『子供の頃、何を思って日々過ごしてきただろう?』
そう思って久しぶりにアルバムを開きました。

そこには両親の、私に向けた愛情に溢れた写真が残されていました。


母が亡くなったせいもあるのでしょう。
何度も見て内容も知ってるのに
今回嗚咽するほどに泣きながら写真を眺めました。

『生んでくれてありがとう』
『お金がないなりに不器用でも私を愛そうとしてくれたんだ』と
今さらながらに感謝をしました。

私は肝心なことを忘れてました。

私は両親に祝福されながら生まれてきたんでした。


私が望んだ形じゃなかっただけで、
やっぱり愛はあったのです。

(↑ちなみに写真は小学校入学式の時です。)
そしてこれが同じ部屋で20歳ごろに撮った写真です(父撮影)

…部屋きったな!!(笑)

※ちなみに日焼けが痛い…の写真です。

10年経つと人は変わるもんですね(ドン引き)

実は訳ありの一つとして、
1Kの単身者用アパートに21歳まで3人で住んでいまして、それも黒歴史です…

でも私の今の記憶とは違い、この家の生活を楽しんでたようで(笑)
父とも案外仲良しだったわ!と思い出しました
長々と話したけど、結論。

確かに自尊心の低さには父の影響もあります。
でも私の昔の記憶の中でないことまで肉付けされてたりします。

だから実は客観的に見たら大したことなかったのかもしれませんし
父もそこまでした認識はないのかもしれません。
(まぁ子供心に傷ついたことに変わりはないですけどねー)

写真の方が頭の記憶より事実を表すので
父にもすごく愛されてたことがわかったから固執するのはやめようと思います。

もう両親には『ありがとう』も『ごめんね』も届かないけど
こうして、私の中で少しずつ許していけたらいいなと思います。

日常をデザインする-Change my lifestyle-

『私は最高。あなたも最高。みんな価値ある存在』 最終的にそう思えることを書きたいです。

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